次の日の朝
私は昨日、夢を見た
とても怖い夢
一般的にみる夢ではない
私の不思議な能力
触れた人や私の瞳をみた人の
未来が見える
えっと、予知夢っていうのかな
夜によく見る
誰かの未来
普段は特殊なメガネで
誰かに触れても大丈夫なんだけど
夜ははずさないと危ないし
メガネがあってもきっと夢をみるから
昨日の夜は何故か星野くんと
冬ちゃんの夢をみた
未来というより過去のことっぽかった
冬ちゃんがなにも言わずに家を
出って行ってしまう夢
星野くんが必死に探し回って
それでも見つからなかった
「そっか、だからあんなに・・。」
コンコンッ
「失礼します。」
ドアの開けて入ってくるのは
いつもと同じの冬ちゃん
過去をみた後だったから
不意に涙が流れた
冬ちゃんは驚きもせずに
ハンカチで頬に流れた涙をふく



