「今日はパーティーですね。
乙葉お嬢様。」


「はぁー。今日もでしょ?
憂鬱だわ、パーティーなんて。」


私、柊 乙葉 

(ヒイラギ オトハ)


柊財閥のひとり娘

いわゆる名家のお嬢様


だから、しょっちゅうお父様に
呼ばれてパーティーに
行かなければならない


しかも私には特別な能力があって
いろんな有名な方々に
声をかけられる


もう、おじさまたちに絡まれるのは
嫌だわ


きっとおじさまたちは本当の
私を知らない

私の能力しか見ていない