先輩の彼女。









しょうがないから手を降って自然乾燥させていると、












「ちゃんと拭かないと手が荒れちゃうよ?」




いきなり落としたはずのハンカチが私の目の前に現れた。









「君のでしょ?はい、どーぞ」







ビックリした。
だって友達もいない私に声をかけてくれる人なんていないと思っていたから。