精霊の森の民は、生まれた日、時間によってその子供の将来がほぼ決まる。
上弦の月の日の夜に生まれたものは神官に。
下弦の月の日の夜に生まれたものは小間使いに。
朝に生まれたものは巡礼者として敵から民を守る戦士に。
昼に生まれたものは敬虔な精霊の民としてつつましやかに暮らすように、と。