曲がおわり、照明が落ちると同時に歓声が上がった
それを聞いて安心したら力が抜けてしまった
その場にへたりこんでしまった
戻らなきゃと思うのに体が動かない
ふわっと体が浮いた
「お前、最高。よくがんばったな。」
あたしは今ユウにお姫様抱っこされている
抵抗したいところだけど動けないので素直に運んでもらうことにした
「ほんと?」
「聞こえただろ?ファンの声。」
「うん。」
「上出来。」
ちゅっ
ユウはあたしのおでこにキスをした
「ゆ、ユウ!」
「がんばったご褒美。」
余裕そうに笑ったユウは悔しいけど見とれるくらいかっこよかった

