花とキミ*春・夏




「この森‥めちゃくちゃ深いな?」

「だな‥」

「小屋とか、どこにあんだろー!!」

「‥おい、あれか?」
遠くに見える、小屋らしきものを
指差した。

「おぉ‥あれっぽい!!
行ってみっか〜!!」

‥―――ギイィ

「璃菜ちゃ〜ん?」
「花菜ーいるか?」

パチッという音とともに、
電気がついた。

「もう、ずいぶん遅かったんじゃない?」

「璃菜ちゃん‥無事だったの?」

「‥花菜は?」
花菜の姿が見つからない。

「あぁ‥奥のベッドにいるわ。」

奥の部屋に入ると、
意外と綺麗なベッドに花菜が寝ていた。

「てか‥一番に見つけるといいことって?」

「多分‥寝顔が見れるって
ことなんじゃない?
睡眠薬みたいなの飲まされたし。」