花とキミ*春・夏




「何それ?!
それだけでイジメって始まるの?」

「あんた‥やっぱ、
何も考えてなかったのね。

始まるわよ‥それだけで。
しかも、学園の王子様たちの相手よ?
学園のほぼ全員を敵に回したわよ‥」

「ぇえ‥どうしよう‥」

「私は、大丈夫だとしても
花菜が危険よ。
海谷‥ちゃんと、守ってよね?」

「あぁ‥」

「俺のせいで‥ごめん。」

重い空気が流れ始めた時に、
「あのー‥藍沢さん、
先生が読んでたよ?」
遠慮がちな女子の声。

「あ‥分かった、ありがとう。」

藍沢は、
「ちゃんと策考えといてよ?」
と言い残して、去っていった。