花とキミ*春・夏




話し合いは終わったみたいで、
空哉くんと雷哉くんが立った。

「はぁ‥行きますか?」

「そうだな‥あ、花菜‥」
空哉くんが後ろを振り向いた。

「え‥何?」

「転ぶなよ、俺いないし。」

‥――ドキン
空哉くんの一言と笑顔に胸が跳ねた。

「うん‥」

「じゃ‥璃菜ちゃん、また後で〜」

「はいはい‥さっさと行きなさいよ。」

「りょーかい‥行ってきます!!」
「「キャー!!王子〜」」
‥――バタン

「花菜が‥海谷にとられるー!!
私の癒しが‥」

「璃菜‥何言ってんの?」

「花菜、ドキッとしたでしょ?」

「うっ‥何で‥」
図星をつかれてしまった。

「何年、一緒にいると思ってんの?
見てれば分かるわよ♪」