一斉に聞こえた悲鳴に
思わず、耳をふさいだ。
「何‥今の?」
私が呟くと、バタンと
扉を閉めた音が聞こえた。
「ヤバいよ‥」
そして、焦ったように戻ってきた
雷哉くん。
「何か‥どこから
嗅ぎ付けたかは知らないけど、
ここが俺たちの部屋って
バレたらしくて‥
スゴい人数の男子と女子が
夕飯の時間だって、
教えに来てくれたみたい。」
「「はぁ?」」
見事にハモった、璃菜と空哉くん。
私は、皆大変だなぁなんて
呑気に考えていた。
部屋の外からは、
「王子〜」とか「姫〜」とか
たくさんの声が聞こえる。
「最悪‥」
と璃菜が呟いた。

