花とキミ*春・夏




「そうなの‥
ここも桜井グループの経営とは
空哉くんに教えてもらうまで
全然気づかなかったんだけど。」

「へー‥
空哉も金持ちだと思ってたけど、
花菜ちゃんはそれ以上?」

それに答えてくれたのは、
空哉くんだった。

「花菜ん家の方が全然上。
海谷グループは、
雇ってもらってる身だし。」

「ほー‥すっげぇな。」

雷哉くんに、暴露しちゃったけど
大丈夫そう‥
よかった。

部屋について、話をしながら
まったりと過ごした。

しばらくすると、部屋の外が
騒がしくなってきた。

何だろうと思っていると、
‥――コンコン

ノックが聞こえた。
「はーい?」

雷哉くんが立ち上がって、
ドアを開けると‥

「「「キャー!!」」」