花とキミ*春・夏




‥――グイッ

「花菜‥今日危なっかしい。」
花菜を引っ張って、呟いた。

「ごめん‥何度もありがとね?」

‥上目遣い。
店でも、そうだったけど‥
無意識でやってんだよな。

やっぱ‥可愛い顔してるよ。

「はいはい‥空哉、花菜ちゃん離して。
行きますよー?」

また雷哉がニヤニヤしながら
近寄ってきた。

花菜は藍沢に連れられて、
前を歩いている。

「俺たち‥今のカッコよかったよな?」

「はぁ?」

「いやーカッコよかったよ?
今日危なっかしいとか言っちゃって♪
花菜ちゃんも、惚れちゃうんじゃない?」

何こいつ‥テンション高くね?

「いやー俺も初めてお礼言われたしね♪」

「よかったな‥」