「それそれ‥ あ、花菜ちゃん‥こっちは息子の 空哉って言うの。」 こんなにカッコいい人いたんだ。 男の子だって言うのに、 切れ長の二重、睫毛だって びっしり生えてるし‥ 鼻筋もスッと通ってる‥ こういう人をイケメンさん って言うんだなーって思った。 「‥花菜ちゃん?」 「あ、ありがとうございました!!」 鞄を受け取って、携帯を取り出す。 あーヤバい。 着信履歴には、橘さんの履歴が ズラーッと並んでいた。 大変!!