花とキミ*春・夏




*花菜side


大体、2人の関係が分かってから
2人が話しているのを、
ボーッと見ていたんだけど‥

「奥様‥お部屋に紅茶を
用意いたしましょうか?」

さすが橘さん、
2人の気分を害さずに止めるなんて‥

「あら、じゃあそうしましょ‥
花菜と空哉くんも是非。」

「あ‥私、お花の水あげしないと。」
もうそろそろ、橘さんがお昼に
あげたのが乾いちゃってる時間‥

「俺は‥帰るんで大丈夫です。」

空哉くん帰っちゃうんだ。
寂しい‥かも。

「空哉‥あたしは、ちょっと
話してから帰るわね?」

「はいはい‥」
空哉くんは、面倒くさそうに
手を挙げて歩きだした。