花とキミ*春・夏




*花菜side


「花菜‥今日、海谷と帰るんでしょ?」

どーなんだろ‥
分かんないと言う意味を込めて
首を傾げた。

「そう‥まぁ、送ってくれるでしょ。
教室まで、一緒に行くわよ。」

《今日のHR、長かったから
もう居ないかもよ?》

「案外‥まだHRやってるんじゃない?
アイツ‥教室に来てないし。」

アイツって‥雷哉くんか‥

「あら?もう終わってるみたいよ?」

B組の教室を覗いた璃菜が呟く。

‥ん?

「ねぇ‥海谷、知らないかしら?」

璃菜はドアの近くに居た男の子に聞いた。