花とキミ*春・夏




じーっと見つめてみた。

「‥ん?
俺の手がデカイって言いたいわけ?」

スゴ‥伝わったぁ‥
嬉しくなって、コクコク頷いた。

「マジで?当たると思ってなかった。
まぁ、花菜の手が小さいのは
変わらないけどな。」

《えー‥》

「本当、花菜面白いわ。」

フッて笑った空哉くんは、
理由も教えてくれないまま
前を向いてしまった。

何が面白いの?!
空哉くんの考えてることって
全然分かんないんだよね‥

「花菜‥ぶつかるけど。」

‥へ?‥――ゴツンッ
「‥‥‥!!」

見事に電柱にぶつかっていた。