花とキミ*春・夏




*花菜side


‥――コンコンコン

誰かな‥
ガチャ‥

入ってきたのは、
空哉くんと璃菜と雷哉くん。

慌てて、体を起こした。

「花菜っ‥もう起きて大丈夫なの?」

璃菜は駆け寄ってきて、
心配そうに尋ねた。

《うん♪》

声は出せないから、大きく頷いて
璃菜を安心させるように笑った。

「花菜‥よかったぁ〜」

ギュッと抱きつかれて、
心配かけてたんだなって
申し訳なくなった。

「良かったね、花菜ちゃん♪」

雷哉くんはそのままの雰囲気で、
抱きつこうとしてたけど

「‥ふざけんな。」
って空哉くんに止められてた。