花とキミ*春・夏




「バァーカ‥」
ピンっとおでこを弾いた。

「花菜の好きな所なんて分かんねぇし‥
いつの間にか
好きになってたんだから。

てか、好きな所とか必要?
あえて言うなら、全部だな。」

花菜の目には、涙が溜まってきた。

「泣くなよ。」

指で涙を拭う。

《私‥空哉くんの彼女ですって
すぐに言えなくてごめんね。》

「本当だよ‥
もう、花菜しか‥考えられないし。

絶対‥守るからな?」

うんって大きく頷いた花菜。
少しは元気になったみたいでよかった。

「早く、声出るようになればいいな。」

《早く、空哉くんとお話したい!!》

また‥可愛いことを‥