花とキミ*春・夏




「花菜に‥よろしくね。」

「あぁ‥」

すっかり人が変わって
しまったかの様な藍沢と
心配そうな雷哉と別れて、
放課後‥花菜ん家に向かった。

あの女子たちには、
あれだけ言っといたから‥
もう広まってんだろ。

これで、花菜に
被害が無くなればいいけど‥

後は、今日
花菜が何か教えてくれるかだな。

‥――ピンポーン‥

「あっ‥空哉くん!!
今、開けるわ〜」


「お邪魔します‥」

「花菜ちゃん‥熱は大分下がったけど
まだ寝てると思うわ。」

「分かりました‥」

花菜の部屋に入ると、
規則正しい寝息が聞こえた。