花とキミ*春・夏




「クス‥確かに。」
クスクス笑う女の子たち。

何にも言えなくなった。
確かに‥どこがいいんだろ‥

「あら、黙っちゃったけど。」

「どーする?」

「てか‥マジで、
王子とどういう関係な訳?
ねぇ、答えてくんない?」

この人たちもファンクラブなのかな‥
怖いよ‥助けて‥空哉くん‥

「黙るとか、訳分かんないし。」

「はぁーあ‥」

そう言って、
どこからかホースを取り出した。

ヤバい‥直感的にそう思った。
次の瞬間‥
――バシャッ‥

「ごめーん。
間違って蛇口捻っちゃった。」

「もー‥可哀想じゃん。
クス。でも濡れた姿もお似合いよ。」

クスクス笑いながら3人は出ていった。

私はヘナヘナと座りこんだ。