花とキミ*春・夏




*花菜side


その日の放課後。

「璃菜‥あのね‥」

「分かってるわよ、
海谷と帰るんでしょ?」

「うん‥でも何で分かったの?」

「そんなの、見てれば分かるって‥
花菜分かりやすいし。」

「花菜ちゃん‥王子と帰るの?!」

話に食いついてきた、
ハルちゃんとナツちゃん。

「うん‥そうだよ?」

「絶対、美男美女で絵になるよね♪」

「花菜ちゃんと一緒に
帰れるなんて、羨ましい〜♪

花菜ちゃん、いつか一緒に帰ろ!!」

「うん、いいよ?」

「やった〜♪
でも、王子から姫をさらうってアリ?」