花とキミ*春・夏




「‥花ー菜ちゃん♪」

そんな声が聞こえて、
思わず振り向いた。

少し遠くの方で、誰かが花菜に
抱きついてるのが見えた。

あの女‥どっかで見たことあんな。

「璃菜ちゃん発見♪
あーあれって、ハルナツちゃんじゃん?」

「‥誰それ。」

「空哉、覚えてないのかよ〜
中学校一緒だった、
井口春実ちゃんと須田夏実ちゃん。
2人とも可愛いって噂になってただろ?」

あー思い出した。
確かに雷哉が騒いでたな‥

「あの4人、豪華だねー
俺たちが行って、
もっと豪華にしますか?」

「じゃ‥俺、先に行ってるわ。」

「ちょっ‥空哉〜?」

まだ、パンを買っていなかった
雷哉を残して歩き出した。