花とキミ*春・夏




雷哉くんの後を追いかけていくと
着いたのは、神社の裏。


「やった。誰もいない♪
ちょっとした穴場なんだよね〜」

喜んでいる雷哉くんとは逆に
私はちょっと怖かった。
‥‥‥真っ暗、嫌だなぁ。

「ねぇ‥璃菜?」
璃菜の服を掴むと同時に話しかけた。

「‥どうしたの、花菜。」

‥‥‥‥あれ?
今、璃菜の声
後ろから聞こえてきたような‥

ってことは‥私が服掴んでるのって‥
「‥空哉くん?」

「‥ん?」

恐る恐る聞いてみると、
上の方からすぐに返事が返ってきた。

やっぱり‥!!

「ご‥ごめん!!」