花とキミ*春・夏




「‥‥うん。」

素直に頷くしかなかった。

「‥ん‥」

腕をゆっくり離して
ポンポンと頭を撫でた空哉くんに
ますますドキドキしてしまった。

ちゃんとゆっくり歩いて、
璃菜と雷哉くんの所にたどり着いた。

「璃菜〜綺麗だね♪」

髪を綺麗にあげた璃菜は、
黒い生地に紫色の朝顔の花の浴衣。

「花菜も、似合ってるし‥可愛いわよ?」

「ありがと〜♪」

「さぁ〜行きますか!!」

ノリノリの雷哉くんと
やれやれって感じの空哉くんの後を、
璃菜と2人で追いかけた。

「花菜?」

何食べようかなーなんて考えてると、
真剣な顔の璃菜が話しかけてきた。