花とキミ*春・夏




「あーっ‥もう!!」

空美さんは、いきなり立ち上がると
私に歩みよってきた。

「何でこんなに可愛いのかしらー♪」

ギュッと抱きついてきた。

「あの‥空美さん?」

「可愛いすぎだよ〜♪
早く、娘に来てほしい!!」

‥――バタン

「母さん、腹減ったんだけど‥

‥‥って、何やってんの?」

扉が開いて、入ってきたのは
空哉くんだった。

「あ、空哉〜
花菜ちゃん可愛いから♪」

「‥‥離れたら?」

「え〜‥どうしようかな?」

「はぁ‥」

1つため息をついた空哉くんは
空美さんの手を私の首から離した。