私に近づいてきた空哉くんは ポンポンと頭を撫でた。 「うん‥そだね。」 空哉くんと一緒に帰るんだ‥ そう思ったら 『シィ‥』 ふと、さっきの表情を思い出した。 ‥――ドキ、ドキ また心臓が音をたてて動き出した。 「‥花菜?」 「‥え、何?」 「ボーッとして‥大丈夫か? 帰るぞ?」 「あ‥うん。」 バックを持って、少し前を歩いている 空哉くんを追いかけた。 ‥――――――――――― 「そういえば‥さっき思ったんだけど、 花菜そんなに足遅くないよな。」 「‥え?遅いよ。」