花とキミ*春・夏




「やっと‥認めたわね?」

「はっ‥認めるしかねぇじゃん。
あのお題に合うのは、
俺には1人しかいねぇし。」

「言ってくれんじゃない‥
花菜、行ってらっしゃい!!」

「行ってくる♪」

「よし‥走るぞ?」

多分、俺たちの会話の意味が
分かってないんだろう‥
ポカンとしている花菜の手を
さりげなく握って走った。

『おぉ!!こちらの王子も姫を
連れてきましたね?!』

テンション高‥

「‥どうします、王子。
ここで告白しときますか?」

なぜかマイクを切って、
コソッと提案してきた放送委員。
何なんだよ、こいつは‥

「今‥言っといた方が
いいんじゃないんですか?」

俺が黙っていたのを、
迷いと受け取ったのか‥
俺に追い打ちをかけてきた。