花とキミ*春・夏




「小っさいのな‥
頭叩くのに、ちょうどいい。」

そう言って、頭を軽く叩いた。

「えー‥」
そう言った花菜は、
可愛く思えた。

またくしゃくしゃっと頭を撫でた。
柄にもなく、頬が緩む。

「ちょっとー‥
あんまり、花菜を
いじめないでもらえる?」

「あ、悪い‥」
うわー‥俺、何やってんだ‥

雷哉もニヤニヤしてるし‥

キーンコーン‥
その時、タイミングよく
チャイムが鳴った。

「じゃあ‥俺らは行くから。」

何だか急に恥ずかしくなって、
雷哉を引っ張って
教室に向かった。

「ちょ、ちょっと‥空哉?!
2人とも、またね〜?」