「あっ‥」
やっと走り出した空哉くん。
「速い‥」
隣で璃菜も呟いていた。
あっという間に1位でゴール。
「璃菜っ!!スゴいねっ!!」
軽く興奮気味に話した私に
璃菜は軽く微笑んでくれた。
「あー!!璃菜ちゃん♪」
終わって席に帰る途中らしい
雷哉くんが璃菜に声をかけた。
「璃菜ちゃん、見ててくれた?」
「は?見てないけど‥」
璃菜と雷哉くんがいつも通りに
話をしているなか、
近くに立っていた空哉くんに
そーっと近づいて話しかけた。
「空哉くんっスゴい速かったね?」
「‥そうか?」
「うん♪ビックリしちゃった〜」

