花とキミ*春・夏




「あっ‥」
やっと走り出した空哉くん。

「速い‥」

隣で璃菜も呟いていた。
あっという間に1位でゴール。

「璃菜っ!!スゴいねっ!!」

軽く興奮気味に話した私に
璃菜は軽く微笑んでくれた。

「あー!!璃菜ちゃん♪」

終わって席に帰る途中らしい
雷哉くんが璃菜に声をかけた。

「璃菜ちゃん、見ててくれた?」

「は?見てないけど‥」

璃菜と雷哉くんがいつも通りに
話をしているなか、
近くに立っていた空哉くんに
そーっと近づいて話しかけた。

「空哉くんっスゴい速かったね?」

「‥そうか?」

「うん♪ビックリしちゃった〜」