花とキミ*春・夏




雷哉かよ‥

「別に待っててなんて言ってないし。」

「冷たいなーいいじゃん、
一緒に帰ろーよ?」

「嫌、よ。」

「ぇえ〜」

「2人の邪魔して悪いけど、
花菜一緒に帰りましょ?」

「いいんだけど‥雷哉くんはいいの?」

「んーじゃあ海谷。」

「は?」

「花菜も取っちゃって悪いけど、
こいつもよろしくね。じゃ。」

「‥っあ。璃菜、待ってよ!!
空哉くんまた明日ねー?」

笑顔で手を振る花菜を見てると
何も言えなかった。

「あー行っちゃった。」

「行っちゃった。じゃねぇよ‥
全部お前のせいだろ。」

代わりに、雷哉に苛立ちをぶつけた。