花とキミ*春・夏




「私は‥璃菜と空哉くんを信じるよ。」

「俺は‥花菜が
信じてくれんならいいけど。
藍沢も、もういいか?」

「えぇ‥」

藍沢は、会長に近づいて‥
‥――バチン‥頬を殴った。

「もう、満足。」

「そうか‥」

‥――トン‥グシャ
ボイスレコーダーを落として、
踏み潰した。

「次何かしたら‥
手加減しませんから。」

「‥‥っ‥‥」

呆然としてる会長を残して
俺たちは歩き出した。


「はぁー‥スッキリした!!」

「会長さん‥大丈夫かな‥」

花菜は不安そうな顔をして
チラチラと後ろを振り返っている。

「花菜、心配しすぎ!!
あんなのは、あれくらいしなきゃ
分かんないのよ。」