花とキミ*春・夏




「璃菜、私邪魔だったら‥
先に帰ってるよ?」

「ううん‥いいのよ。
花菜は、邪魔じゃないから。」

確かに‥邪魔なのは、むしろ‥
そう思って、雷哉を睨み付ける。

「え‥裏庭?何の用事があるの?」

「すぐ、分かるから‥」

‥―――――――――――

「あっ‥空哉くーん♪」

少ししてから、会長がやって来た。
手を振りながら走ってくる。

「藍沢さん‥桜井さんも。」

藍沢と花菜の姿を見つけると、
すごく嫌そうな顔をした。

「会長‥さん?」

花菜は、隣にいた藍沢の制服を
ギュッと握りしめた。

めちゃくちゃ‥怯えてんじゃねぇか‥