花とキミ*春・夏




*花菜side


その日の放課後

「ねー璃菜?」

「どうしたの?」

「気になってたんだけどね‥
今日の朝、空哉くん怒ってなかった?」

「あぁ‥」
璃菜は、クスッと笑った。

‥――ポンポン
「これのせいじゃない?」

「え‥どういうこと?」

「あんまり‥海谷以外に
触らせないようにしたら?」

「頭ポンポンって‥
空哉くん、そんなに好きなの?」

「ポンポンじゃなくて‥ね。」

他に、何があるの?
よく分かんないや‥

「藍沢ー」

教室の扉を開いて聞こえてきた声は
空哉くんの声だった。

そして、何かを話し出した。
何だか‥モヤモヤする‥

これが、嫉妬なの?