花とキミ*春・夏




「何だよ‥空哉まで‥
ビックリすんじゃん。」

雷哉の言葉はシカトして、
琉実さんと話してたらしい
藍沢に歩み寄る。

「誤解‥解いて来てくれた?」

「あぁ‥
ついでにボイスレコーダーの
話も聞いてきた。」

「あれね‥分かったの?」

「俺が会長に言った事を‥
勝手に録音してたっぽい。」

「ふーん‥」

「花菜ちゃんに
随分やってくれたじゃない?」

藍沢に話を聞いていたのか、
琉実さんも相当黒い笑顔で笑った。

「え‥話が見えないの俺だけ?」

「雷哉には、後から話してやっから‥」

「呼び出し決定ね。」

「あー!!あたしも何か
言ってやりたいけど‥無理だもんなー
璃菜ちゃん、あたしの分までよろしく。」

「分かりました。」

「じゃあ‥明日だな。」

あの会長‥花菜の倍は仕返ししてやる。
藍沢と俺は、静かに燃えていた。