花とキミ*春・夏




「覚えてるよ‥
――――何とも思いません。

もう、俺にも―――
近づかないでもらえますか?

‥今度近づいたら、マジで殴る。」

それって‥やっぱり‥

「あの会長‥狂ってるよ‥」

「空哉くん?」

「花菜‥その言葉忘れていいから。
花菜に言ったもんじゃないし。

本当にごめんな?」

「ううん‥
空哉くんのせいじゃないから。」

花菜、どこまでいい奴なんだよ‥

「じゃあ‥俺たち帰るから。
ご飯、ちゃんと食べんだぞ?」

「‥?!何で知ってるの?」

「琉実さんに聞いたし‥
花菜、痩せすぎ。」

「‥‥‥」

「じゃあ‥また明日な。」

しゃがんでいた足を伸ばして、
ドアに向かった。