「――――何とも思いません。

もう、俺にも―――
近づかないでもらえますか?

‥今度近づいたら、マジで殴る。」

「‥‥‥」

「ほら‥やっぱり嫌われてるでしょ?」

「私‥納得いかない。
だって、海谷に何か言ったって
聞いたら何も言ってないって
言ってたよ?」

「璃菜に言ったら‥
怒られると思ったんじゃない?」

「うーん‥
やっぱり、おかしい!!
私、聞きに行ってくるから。」

「え?家まで行くの?!」

「何言ってんの‥この家にいるわよ?
花菜を心配して、3人で来たんだもの。」