花とキミ*春・夏




*空哉side


「「「‥‥‥」」」

花菜が去った後に残ったのは、
ただただ無言。

「あ‥カバン‥」

その無言を破ったのは、藍沢だった。

「届けて‥やれよ。」

「私が?」

「今の花菜には‥藍沢しかダメだろ。」

「でも‥海谷に話したいこともあるし、
じゃあ3人で行く?
中には私だけで入るから。」

「それなら別にいいけど‥雷哉は?」

「俺も行くし!!
花菜ちゃん心配じゃん?」


‥――――――――――――

「単刀直入に聞かせてもらうけど‥
海谷、花菜になんか言った?」

「何かって何だよ‥
俺、最近避けられてるし。」