花とキミ*春・夏




直接言われるのが
嫌だから‥逃げてるの?

好き‥だからだよね。

あれだけ言われても、
まだ好きなんだ‥

心の隅では、嘘であってほしい
って願っているんだから‥
これ以上近づいて、嫌われたくない

それが‥‥本心かな?

もう‥分かんなくなっちゃったよ。
また涙が出そうになって、
机に顔を伏せた。

「‥花菜?」
ポンポンと頭を叩かれた。

「おはよ‥
顔色悪いけど、具合大丈夫?」

「うん‥大丈夫だよー」

「花菜‥」

何か言いかけた璃菜の言葉を
遮るようにチャイムが鳴った。

よかった‥

今、何か話したら
きっとバレちゃうから。