花とキミ*春・夏




近くで話していた男たちの
話を聞いて、そいつの
指差した方向へ向かった。

「おー、いた♪」

ちょうど、一番端の席で
隣はうるさい女子が話してる。

男子たちは、どうにか隣に座ろうと
タイミングを伺っているのが分かる。

どうすんだ?
雷哉を見てると、余裕の表情で
2人の元に歩き出した。

何するつもりなんだ‥?
一応後ろをついていく。

「ねぇ‥食べ終わったなら、
席譲ってもらっていい?」

「ら‥雷哉様っ?!」
「すみません、どうぞ‥」

「ありがとう♪」

こいつ‥自分の顔の使い方
よく分かってるよな。

当たり前のように座った雷哉の
向かい側に座る。