花とキミ*春・夏




――翌朝

「キャー?!」
朝から響いた悲鳴は、
琉実さんのもの。

「花菜様?!」
すぐに駆けつけて来てしまった橘さん。

「あ‥由真、ごめんあたし。」

「お前な‥何で起こしてくる
って言っただけで悲鳴あげんだよ‥」

「ごめん、ごめん‥
花菜ちゃんにクマ出来てんだもん‥」

「え?!早く言えよ!!
花菜様、どこか具合でも?」

本当に橘さんって性格変わるなぁ‥

「花菜様?」

「え‥はいっ‥大丈夫です。」

「念のため、休んだ方が‥」

「だ、大丈夫です!!
ちょっと‥考え事してただけなので。」

「では‥無理はなさらないでくださいね?」

「はい。」

「ほら、琉実‥花菜様着替えるんだから
朝食の準備。」

「は〜い‥花菜ちゃん、また後で♪」