花とキミ*春・夏




私も言えないけど、
少しドジなんだよね。

「お前なぁ‥」

「まぁまぁ‥橘さん、
私が閉めておきましたから。」

「花菜様‥すみません。」

「花菜ちゃんさすが♪ありがと‥」

「だから、敬語‥!!」

「はいはい‥」
軽く受け流す、琉実さん。

「花菜ちゃん‥またよろしくね?」

「はい‥こちらこそ。」

「はぁ‥」
橘さんは呆れた様にため息一つ。

「ところで、花菜ちゃん?」
琉実さんが綺麗な顔を
一気に近づけてきた。

「‥はい?」

「泣いてたでしょ?」

「‥え?」

「もう!!早く冷やさなきゃ!!
由真、濡れタオル花菜ちゃんの部屋まで
持ってきて!!」

「は‥あぁ。」

「さーて、花菜ちゃんを
ここまで泣かせたのは誰か教えて
もらいましょうか?」