「わぁ〜覚えててくれてよかった♪」
私から少し離れて、微笑んだ綺麗な人は、
蓮本琉実(ハスモトルミ)さんと言って
私に何かと世話を焼いてくれる
お姉さんみたいなメイドさん。
少しお休みしてたんだけど、
「戻ってきたんですね?」
「そーなの!!
久しぶりに花菜ちゃん見れて
幸せだよ♪」
「琉実!!敬語を使え‥って何度言ったら
分かるんだ?」
慌てたように駆け寄ってきたのは
橘さん。
「由真(ユウマ)‥相変わらず、堅いねぇ?」
この2人、小さな頃から知り合い
みたいで名前で呼びあうほど
仲がいいみたい。
「橘さん‥門の鍵、開いてましたよ?」
「琉実‥まさか‥」
「ごめん、ごめん。
開けっ放しにしてたかも。」

