*花菜side
璃菜が、
「ちょっと‥事情話してくるから、
下駄箱で待ってて?」
って言ってから、少したった。
私、やっぱり空哉くんとか雷哉くん
みたいな人気者の傍にいたら
ダメだったのかな?
もしかして、璃菜の近くにも
いたらダメ?
「ごめん、ごめん!!
花菜‥大丈夫?」
「うん‥
ごめんね?ありがとう。
もう大丈夫だから‥」
帰るねって言おうとしたのに、
璃菜がそれを許さなかった。
「花菜‥強がってもダメだから。
あれだけ泣いてて、理由話さない気?
今日は帰さないからね!!」
「‥璃菜。」
また涙が滲んできた。
「花菜‥話して?」
「分かった‥」

