花とキミ*春・夏




「花菜ちゃん、泣いてた?!」

「あんたねぇ‥うるさいのよ!!
空気を読みなさいよ!!
たく、人が悲しんでる所に‥」

「じゃあ‥本当に花菜は泣いてたのか?」

「‥えぇ。
あんたたち、何もしてないわよね?」

「俺たち?何もしてないよ!!」

「じゃあ‥何かしら?
私が忘れ物取りに行って、
戻って来たら泣いてたのよ‥」

「藍沢にも‥分かんねぇの?」

「そうなのよね‥
花菜が話してくれるといいけど。
花菜、すぐに強がるから‥」

「じゃあ、早く行ってやれよ‥」

「そうね‥じゃあ!!」
藍沢は駆け足気味に去っていた。

「どうしたんだろうな‥」

「あぁ‥俺のせい
とかじゃなきゃいいけど。」