花とキミ*春・夏




「璃菜ちゃん、ごめんなさい!!」

「だからー別に怒ってないって
言ってんじゃない。」

「じゃあ、いつもみたいにしてよー!!」

「いつもと同じです。」

このやりとり‥何回目だよ‥

「璃菜‥もう、許してあげたら?」
花菜が恐る恐る言う。

「花菜?私は、怒ってないよ。
ただ、花菜に近づかれたのか嫌なだけ」
ニッコリ笑ってるけど‥‥
――――怖っ。

「私‥大丈夫だよ?」

「分かってるよ。
でも、あいつ‥花菜に謝った?」

‥謝って‥ないな。
雷哉は、ギクって顔をして
「花菜ちゃん、ごめんなさーい!!
冗談でしたー!!」