花とキミ*春・夏




‥ドキンと胸が跳ねた。

「痣‥出来てるけど?
どうした?」

「あ‥さっき、転んだ時に
出来たのかな?」

「どこで?」
空哉くん‥眉間にシワよってるんだけど。

「あの‥お風呂で、滑っちゃって。」

「あ、もしかしてあの悲鳴って
花菜ちゃん?」

「嘘、そんなに聞こえてた?」

「めちゃくちゃねー‥」

「嘘ー‥!!」

「ホント、本当。
それでどれだけ、空哉が心ぱ‥ウグッ‥」

雷哉くんが話してる途中で
空哉くんがいきなり口をふさいだ。

「空哉くんが‥どうしたの?」

「ヴーッ‥」
唸ってる雷哉くんをよそに
「何もないから気にすんな。」
って、空哉くんに言われた。