花とキミ*春・夏




「もう、行くよ?」

「あ‥うん。」

「ねぇ‥あなたたち?」
璃菜が噂をしていた女の子たちの横を
通り過ぎる時に声をかけた。

「「は‥はいぃ!!」」
スッゴい緊張しちゃってるし。

「今、私が妹って認めてるのは
花菜だけだから。
あなたたちも、花菜くらいに
可愛くなったら‥
妹にしてあげてもいいわよ?」
うっわ‥璃菜カッコいい。

「花菜‥行くよ?」

「うん♪」
チラリと後ろを見ると、
女の子たちはポーッとしていた。

璃菜も、空哉くんとか雷哉くん並に
モテてるよなー‥

そんなことを考えていた私には

「花菜ちゃんかぁ‥」
「花菜ちゃんはめちゃめちゃ
可愛いもんね!!」

「「花菜ちゃんだったら‥
妹にしたーい!!」」

なんて会話が繰り広げられているなんて
気づきもしなかった。