男達に溺愛された女

「バカか?お前は…。
オレンジジュースはしょっぱくねーよ。」



って声と温もりを感じた。



「オレンジジュースしょっぱかったら腐ってんだろ…?」


「なん…で?どう…してこ…こが分かっ…た…の?」


震える声でそう聞いたら抱き締める力を強くして


「自分の…




俺の女のとこに来てなにが悪い。






お前は…






俺の女だろうが…。」



そう囁いた。
その言葉が嘘でも今の私にとって嬉しい言葉なのにはかわりない。
だから、私はただ頷くだけだった。

そんな私を見て宗吾は優しく笑った。
笑いながらほっぺを流れる雫を指で拭いた。

隣に座って、



「いい景色だな…。」


「うん。最近見つけたの。」


「そうか…。」



街を見渡す宗吾がもっと綺麗に見えた。