男達に溺愛された女

「あぁ…。ううん。大丈夫!!分かんなくなったら教えて♪」


「うん。分かった!蓮ちゃん頭良いから大丈夫だろうけど!」


「頭悪いよ…。」



あなた達より…。
その言葉は飲み込んだ。
鐘がなってそれぞれ教室に戻った。
教室に入るとき、チラッと後ろを向いてみた。
階段を上がっていく蘭と宗吾は、腕を絡ませていた。
ズキンッて胸が痛んだ。
でも、宗吾が好きだから。
宗吾が俺を信じろって言ったから私は信じてる。二人には何もないって…。
信じてる。


放課後になって溜まり場に行ってみた。

扉の前に立って深呼吸。
深呼吸しながら思う。
また最近扉を開けるのにドキドキしてる。
いい意味じゃなくて悪い意味で…。
不安なんだ。
信じてるけど、蘭は私より綺麗だし…。