男達に溺愛された女

「蓮~!遊ぼうぜ!!」


「うん!!」



笑いながらパーカーを脱いだ。

朔兄ちゃんに持ってて貰おうと後ろを振り返ったら固まっていた。
不思議に思いながらも近づいて行ったら、



「れ…蓮?悪いことは言わないから今は大人しくパーカー着ててくれないかな?」



って言われた。



「いや、無理でしょ?プール入るんだよ?パーカー着たままなんて入んないでしょ?普通は。」


「うん。そうなんだけど、着たまま入りたくないならまだ入らないでほしいな?」


「嫌だよ。暑いもん。入りたい。」


「それは、わかるよ?なんなら足だけ入るとか。」


「嫌だ。」



そんな言い争いをしていて埒があかないと思ったのか朔兄ちゃんは私を抱き寄せるとパーカーを上から着せた。

そして、抱き寄せたまま圭くんを呼ぶと低い声で話始めた。



「なぁ?毎度毎度俺の可愛い蓮になんでこーゆー水着を着せるわけ?変な男が見てたらどーしてくれんの?」


「嫌だなぁ♪変な男ってここ俺の家の別荘だから俺達以外誰も来ないよ~!」


っと冷や汗をかいている圭くんは少しずつ後退している。



「俺、毎回言ってるよね?ただでさえ可愛い蓮に露出が多い水着は着せないでほしい。もっと可愛くなっちまうからって?言ったよな?」


「…テヘペロ♪」


「テヘペロ♪…じゃねぇよ!!糞圭介!!」



プールサイドを走り回ってる朔兄ちゃん達を横目で見ながら椅子に座った。

隣に暁が座ってプールで特訓を受けている楓を優しく笑いながらみていた。



「スゲー頑張ってんな?楓。」


「うん。何時になく頑張ってる。」



感心しながら見ていたら紫が気づいて私を呼んだ。