男達に溺愛された女

そう言ったら暁が優しく微笑んで私の耳元に口を近づけて話始めた。



「お前、覚えてねぇのか?言ったろ?あの時。
忘れたとは言わせねぇぞ?
俺は――――――。」



その言葉を聞いてもっと泣いてしまった。
慰めるように頭を撫でてくれてしばらくすると泣きやめた。

そこでハッとした。
泣きやんじゃダメじゃん。
なにしに泣いたんだって話だ。



「蓮~!!泣きやんでくれ~!!お兄ちゃん達が悪かったから!!」


「もう喧嘩やめるから泣きやんで?な?お兄ちゃん達のこと嫌わないでくれ~!!」



…。
さっきまで喧嘩してた二人が仲良くしてます。風を肩組んで笑ってる。
なんかそれを見ていたら滑稽に見えて笑えてきた。



「ぷっ…。クククッ。」


「「蓮…?」」


「おま…クククッ。笑ってクプププッ。んな。」


「「は?」」


「「アハハハハハハハハ!!」」


「「え!?は!?なに?」」


「朔兄ちゃん達面白い!!」


爆笑している私を見て二人はホッと息を吐いた。
それから優しく笑って二人で頭を撫でてくれた。


「もうビックリさせないでくれ。」


「蓮が泣いてるとどうしていいか分からない。」


「ごっクプププッ。ごめんなさい。」



笑いが止まらない私を囲んで皆で笑いあった。

ちょうど圭くんが来て不思議そうな顔をしてたから事情を説明したら圭くんも爆笑していた。